過激なタイトルですが、大手メーカーとベンチャーにいたことがある経験から「ベンチャーは成長出来る!は、嘘」についてご紹介します
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ベンチャーにも色々ある
色んな人がいるように、ベンチャーにも色々あります
私が在籍したのは創業期間もないベンチャーでしたが、程度の差はあれ他もそんなに変わらないと思います
ベンチャーと響きが良い言葉で言っていますが、「零細企業・中小企業」です
つまりお金がないという事です
全てのベンチャーがそうであるわけではないですが、「創業間もないベンチャー」や「事業が波に乗りそうなベンチャー」はお金はないです
あなたが行きたいベンチャーはどんなベンチャーですか?
以下の記事でベンチャーの大まかな分類を紹介しています
成長とはなんなのか
ベンチャーは成長出来る、成長が早いとよく聞きますね
皆さんが思っている成長とはこういうことではないでしょうか
- 大きな仕事を任せられ、最後までやり切れるようになる
- 困難な仕事も自分の力で進められるようになる
- 色々な人から頼られるようになる
成長したいという言葉は抽象的ですが、具体的には上記のようなことをイメージしている方が多いのではないかと思います
ベンチャーでこのように成長出来るかと言われると甚だ疑問です
理由を見ていきましょう
大きな仕事は出来ない
ベンチャーでは大きな仕事は出来ません
大きな仕事とは、国家規模の事業や街を巻き込んだ規模のことを言います
こういう仕事は大手が既にやっておりベンチャーが入る隙はありません
そもそもお金が無いのですから、出来ないのは当たり前です
自分の力で進めるしかない
困難な仕事を自分の力で進められるようになる一番の近道は、既にいくつかの実績があって、それをマネしながら少しづつ仕事に合わせてやり方を変えていくことだと思います
ベンチャーでは実績が無いので、参考にするものがありません
必然的に自分の力で進めるしかないのです
この点で成長出来るのでは?と思っている方も多いと思いますが
自分一人だけの力で進めるのはとても厳しく辛いものだと思います
また、人材が揃っていないことが多く相談出来る人がいない可能性があります
こうなると、自分一人で抱え込みすぎて、成長する前に心が折れる可能性が高いです
頼られるようになるというより、任せるしかない
何度も言うように、ベンチャーはお金がありません
したがって、従業員は少ないと思います
必然的に、あなたに対する仕事の負荷は上がります
頼られるというより、あなたに色々な仕事を任せないと仕事が回らないのです
ベンチャーは成長できる!は嘘
お金が無いので、「大きな仕事は出来ない・人材がいない・教育制度が整っていない」ということになります
必然的にあなたへの仕事の量は増えるでしょう
これらの仕事をさばいていければ、確かに「成長出来る」と思います
しかし、過酷な環境で果たして心が折れずに仕事を完遂出来るかというと、一部の人に限られるでしょう
同じ仕事をするのであれば、環境が良い方がいいですよね
ベンチャーを選ぶ際は慎重に選びましょう
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