【大手メーカー】キャリア設計、自分にとっての理想の生活の明確化

キャリア設計

前回まではキャリア設計の概要と人生の充実度の把握を行いました

自分がどんな出来事に喜びや嫌悪感を抱くのか整理して、喜びが多くなるキャリアの指針を立てようという試みでした

この記事では

自分にとっての理想の生活は何なのか

を明らかにしていき、より喜びが多くなるキャリアというのは何なのかを深堀します

また、その生活に必要なお金はいくらなのか?

こちらも明確化しましょう

ゴールが明確だと具体的な方策をとれますし実現性が高くなります

理想の生活の明確化

  • ハワイでずっと暮らしていたい
  • 仕事に縛られずノホホンと暮らしたい
  • お金に困らない生活をしたい

色んな理想の生活があるでしょう

Photo by Martins Cardoso on Unsplash

しかし、上記のようなものを思い描いていても実現困難です

なぜか?

全く具体的ではないからです

  • ハワイでずっと暮らしたいのは分かりましたが、具体的に朝は何をして昼は何をして夜は何をすることが理想なのか
  • ノホホンと暮らしたいことは分かりましたが、あなたにとってのノホホンとは何でしょうか。ベッドで横になりながら数時間過ごすことなのか、ソファーに座って本を読むことなのか
  • お金に困らないとは、いくらお金があれば困らないのでしょうか。困らないレベルというのは全て欲しいものが買えるというレベルなのでしょうか、それとも必要最低限のものが買えればOKなのでしょうか

というようにツッコミどころ満載です

では、どうやって理想の生活の明確化をすれば良いかというと以下の通りです。

今持っているもの(仕事・お金・資産)を無視して、以下を明確化する

  • どこに住むのか
  • 何時間寝て、何時に起きて、起きたら何をするのか
  • 朝は何を食べて、昼まで何を行い、昼は何を食べるのか(食べなくてももちろんOK)
  • 昼は何をして、何時にお風呂に入って、夜は何を食べるのか(食べなくてももちろんOK)
  • 仕事はしたいのか、したくないのか。するのであれば、どんな仕事か(仕事内容、時間の縛り、給料)
  • 仕事をするのであれば、休日は土日で良いのか。休日は無くても良いので、3,4時間の仕事を毎日行うのか

例えば私の理想の生活になりますが、こんな感じで考えていきます

  • どこに住むのか
Tarako
Tarako

東京に住むよりは、東京に電車で1時間くらいで行ける場所に住みたいな。子供が育てやすい環境(保育園が多い、街が整備されている、子供が多い)に住みたいな

  • 何時間寝て、何時に起きて、起きたら何をするのか
  • Tarako
    Tarako

    8時間は寝たいな。7,8時に起きたいから12時前には寝たい。起きたら朝ご飯をしっかりとりたい

  • 朝は何を食べて、昼まで何を行い、昼は何を食べるのか(食べなくてももちろんOK)
  • Tarako
    Tarako

    朝は白ご飯と簡単なおかず、もしくはトーストを食べたいな。昼までは頭を使う作業(仕事や執筆など)を行って、昼は週1くらいで外食も良いな。昼は家族と一緒に作って食べたいな

  • 昼は何をして、何時にお風呂に入って、夜は何を食べるのか(食べなくてももちろんOK)
  • Tarako
    Tarako

    昼は自分の趣味をやっていたいな。疲れたらお風呂に入ろう。日没前にお風呂に入ると気分が良いから、日没前にお風呂に入りたいな。夜は太りたくないからタンパク質多めのご飯。6-7時に食べたいな。

  • 仕事はしたいのか、したくないのか。するのであれば、どんな仕事か(仕事内容、時間の縛り、給料)
  • Tarako
    Tarako

    仕事はしていたいけれど、自分で仕事をする時間をコントロール出来るような仕事をしたいな。1日8時間は仕事をしたくないから、3~4時間が良いな。通勤は無駄だと思うから在宅勤務をしたいな給料は年収800万あれば十分暮らせそう←ここを明確化することもキャリア設計で重要です。後述します)

  • 仕事をするのであれば、休日は土日で良いのか。休日は無くても良いので、3,4時間の仕事を毎日行うのか
  • Tarako
    Tarako

    もちろん休日は欲しいけど、別に土日である必要はないな。休日は自分で選べるようにしたいな。例えば、朝に2,3時間だけ仕事して後は休みみたいな生活に憧れる

    ここまで書き出すと具体的な生活が見えてきます

    理想の1日は以下のようになるでしょう

    住む場所は郊外で子供が育てやすい場所が良い

    夜は12時前に寝て、7,8時に起きる

    起きたら、白米かトーストを食べて、午前中は頭を使う作業(仕事や執筆など)を在宅で行いたい

    昼は時々外食して、その後は趣味に没頭したい

    疲れたらお風呂に入って、日が沈む前に入れたら気分が晴れやかだろう

    夜はカロリー抑えめに

    では、この生活をするにはいくらお金が必要なのでしょうか

    みていきましょう

    理想の生活に必要なお金の明確化

    筆者の理想の生活に必要なお金は年800万あれば十分です

    つまり、この年収を目指せば理想の生活に近づくというわけです

    Photo by jun rong loo on Unsplash

    早速試算して、あなたが理想の生活を送るために必要なお金を算出しましょう

    筆者の例を下記します

    No種別項目理想の状態月の予算年の予算
    1固定費家賃駅前のマンション角部屋¥250,000 
    2固定費光熱費 ¥10,000 
    3固定費ガス・水道代 ¥10,000 
    4固定費食材費高級品を時々買っても良い。いくらの醤油漬けも時々欲しい¥40,000 
    5固定費外食費週に1回くらいはいい感じのカフェに行きたい。
    月1回くらいシェフお任せコース食べたい
    ¥32,000 
    6固定費デート代映画やイベントとかのチケット代金¥5,000 
    7固定費日用品 ¥3,000 
    8変動費国内旅行代2か月に1回ぐらいの遠出¥50,000 
    9変動費海外旅行代年1回の海外旅行 ¥150,000
    10変動費家具代ビンテージの北欧家具 ¥300,000
    11固定費貯金手元に置いておくだけのお金¥70,000 
    12変動費交際費 ¥10,000 
    13固定費散髪代 ¥5,000 
    14固定費飲食代会社に出社した場合。1日千円として¥20,000 
    15固定費ジム ¥10,000 
    16固定費歯医者半年に1回のクリーニング ¥10,000
    17変動費趣味プラモデル ¥500,000
    18変動費植物観葉植物 ¥100,000
    19変動費交通費 ¥20,000 
    20変動費本や文房具 ¥20,000 
    21変動費 ¥10,000 
    22変動費自己投資  ¥100,000
       合計¥565,000¥1,160,000
        理想の年収¥7,940,000
        理想の月収¥661,667

    今現在支払いしているものを並べてどのくらいお金をかけたいかを書いていきました

    また、現在支払いしていないものでも、理想の生活に必要なものを加えていきました

    固定費というのは、「毎月支払うもの」。変動費というのは、「毎月支払わないけれど、1年の内に何回か払うもの」で区別してそれぞれ合計を算出しました

    あとは以下のように計算しました

    理想の年収=固定費×12+変動費

    理想の月収=理想の年収÷12

    筆者の場合は、理想の生活の為に必要なお金は「年収800万・月収66万」と分かりました!

    年収800万は大手メーカーにいれば、課長ぐらいのレベル(30代中頃~40代)になれば達成出来てしまいますね

    もちろん、理想の仕事という意味では「大手メーカーで課長だと残業とか大変そうだな」という疑念が残りますが

    今現在の大手メーカーで職を続けるという選択肢も無くはない

    と分かります

    このように自分の理想の生活に必要なお金を明確化することで

    仕事の選択肢がより明確化できます

    まとめ

    自分にとっての理想の生活とその為に必要なお金を明確化しました

    これを行うことによって、必要なお金が明確になり仕事の選択肢がより明確になります

    次の段階は、「現在の仕事の棚卸」です

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