キャリア設計も半分の段階に来ました
前回は「自分の理想の生活の明確化」を行い、「理想の生活にはお金がどのくらい必要か」整理しました
今回は、現在の仕事の棚卸しです
どんな仕事をしてきたか整理もしないで、働いていませんか
自分は何を成し遂げてどんな強みを持っているか把握していますか
これらを把握することは、どんな仕事をしていきたいかに関わります
仕事の棚卸し
自分がどの会社で何をしてきたか1年毎に書き出しましょう
紙に書いてもwordでもpower pointでも何でも良いです
特に「工夫したことや注力したこと」、「上手くいったこと」、「上手くいかなかったこと」を書き出しましょう
「その時の自分の気持ち」や「気を付けていたこと」を書くとその仕事に対してどう思っていたのか分かるのでそれも良いでしょう
ここで注意することは細かい仕事でも自分が工夫をしてやった事があればしっかりと書き出すことです
また、不満に思っていること・もやもやしていること・改善した方が良いことも一緒に書き出します
例えば私の場合を見てみましょう
実はもっと続くのですが、こんな感じで羅列していきましょう
赤文字は自分が課題に感じたところや、自分なりに工夫した所です
凄い時間がかかりますが、キャリア設計には必要な事なので頑張りましょう!
次に書き出したものを第3者に見てもらいましょう
なぜこの仕事は上手くいったのか
なぜこの仕事は頑張れたのか
なぜこの仕事は上手くいかなかったのか
実は他に上手くいった仕事はないのか
ツッコミを入れてもらいましょう
ツッコミを入れてもらうことで、自分が気付かなかった自分の気持ちや優れている部分に気付くことが出来ます
気付いたことは随時追加しましょう
強み
あなたの強みは何ですか
と、就職の時に聞かれたことがあると思います
適当に答えたかもしれませんが、キャリア設計の為にはちゃんと知っておいた方が良いでしょう
何かを選択する時に、自分の強みに沿った選び方が出来る様になるからです
仕事を書き出すと「上手くいったもの」と「上手くいかなかったもの」があると思います
「上手くいった仕事」は自分の強みが成果に結びついていることが多いです
なぜその仕事が上手くいったのかまずは自問自答しましょう
強みって何?
となるかもしれませんが、例えば
メールのレスポンスは早い(心掛けている)
共有フォルダに経緯をしっかり入れて後から追えるようにしている
期限は守るようにしている(どんな工夫をしているか)
英語の勉強をしている(TOEIC〇〇点)
などなど
「自分が意識して取り組んでること」に加えて、「自分が意識してないけれど他人より出来ていること」を書き出します
自分が意識してないけれど他人より出来ていることは、自分が意識していないので分かりません
したがって、自問自答した後は、やはり同僚や第三者に見てもらいましょう
分かった強みは仕事の棚卸のデータに追記しましょう
達成感を感じた瞬間
仕事に対して達成感を感じたことはありますか
少なからず数年働いていればあると思います
この経験もキャリア設計する上で一つの指針になります
例えば私の場合ですが「残業も多かったけれども、グループで数年関わってきたプロジェクトの製品が出来て、顧客の嬉しそうな話を聞けた時、やって良かったな」と感じました
ここから分かることは「誰かと一緒の目標に向かって進み、成し遂げることは嬉しいと自分は感じる」です
多くの仕事はグループで目標に進むことが多いと思いますが、それが見えにくかったり、スパンが長すぎると嫌になってきてしまいますよね
したがって、もうちょっとスパンが短い仕事にしたらどうか?といった選択肢を選べるようになります
これは前回ご紹介した「何が自分にとっての幸せなのか?」の仕事Verと思っていただければ良いです
達成感を感じられる仕事を選択した方が幸せですよね
まとめ
仕事の棚卸は一朝一夕で出来ることではありません
やられていない方は今すぐやり始めましょう
最初は行った仕事を羅列して結構です
その後、自分が課題に感じたことや工夫したことを付け加えていきましょう
その中で自分の強みを分析しましょう
また、達成感を感じた瞬間を思い出し「どんな仕事ならば達成感を感じられるか」を探してみてください
自分一人だと煮詰まるので、第三者に見てもらえると良いと思います
仕事の棚卸しをすることで、自分の強みや達成感を感じた仕事を整理して、仕事の選択肢の幅を広げましょう
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