名前:Tarako
年齢:29歳
学歴:私立大学の機械系卒業→アメリカの国立大学院,機械系卒業
経歴:電気系大手メーカー→ベンチャー→自動車メーカー
大手メーカー勤務での悩み
私が新卒で入った会社はいわゆる大手メーカーで、最初の配属は地方の事業所でした
最初は地方が初めてで新鮮でしたが、仕事に慣れてくると毎日同じようなことの繰り返し
平日は仕事に追われて家と仕事場の往復
休日は、疲れて寝てばっかり
地方では娯楽もあまりなくストレスが溜まる一方でした
一方、大手メーカーに所属しているだけで、周りからの評価も良いですし、給料も平均以上ですし、長期休みもある
周りからは「将来有望だね」「良い会社に勤めている」と言われるけど、なんだかもやもやすることが多くなりました…
社会人3年目になると
「このままでいいのか?」
「一生この会社で働き続けるのか?」
という思いが強くなり、社会人4年目のときから転職活動を始めました
転職活動をしていたころ、毎週土曜日に東京まで新幹線で4時間通って転職活動をしていました
しかも交通費出費だけでも毎月10万円使っていました
大手メーカー勤務のデメリット
その経験から大手メーカー勤務の大きなデメリットを見つけました
大体のメーカーは首都圏ではなく地方にあるのでメーカーの技術系であれば地方に行かざる負えません
地方にいると気づきますが、首都圏との格差があります
交通の便、本屋の数、飲食店の数、出会いの数、学校の数、美術館の数、デパートの数、etc…
これはずばり、 情報格差です
もちろん情報はインターネットで集まりますが、同じく転職を志す人や会社見学など東京に行かないと出来ないことは沢山ありました
さらに、地方に住んでいるだけで、転職活動のコストは首都圏に住んでいる人よりも何倍もかかります
メーカー勤務は安定して待遇も良いように見えますが、実は多くの人はこのような情報格差があることに気付いていません
情報格差はどうして生まれるのか
考えてみてください、会社の本社を首都圏に置くのはなぜなのでしょうか?
日本の中心だからです
情報やモノや人が集まるからです
会社にとって利益を生みやすいからです
では、なぜ技術者は地方に行かざる負えないのでしょうか
もちろん、工場が地方にある場合が理由の1つとしてあげられますが
私は以下のような考えています
大手メーカーは優秀な技術者を地方に飛ばし、平均以上の待遇を用意することで少しずつ判断を鈍らせ会社の為にずっと働いてもらう
大袈裟かもしれませんが、会社は優秀な人材を安く長く使いたいのです
つまり、大手メーカーで働くことは、一生同じ場所で同じような仕事をするリスクがあります
このサイトを作った理由
大手メーカーで働いた時に、一生同じ場所で同じような仕事を続けることを会社にコントロールされている感覚がありました
恐らく多くの人が何年目かで気付いています
しかし、周りの人達はもやもやしている割に行動を起こす人は実に少ない
話を聞くと、給料は良いし諦めているとの回答が実に多かったです
周りがこんな感じだと飲み込まれてしまいますし、とてもじゃないけれど相談できません…
このサイトは
今、大手メーカー勤務でもやもやしている・違和感を感じる
「気付いたけどもどうすれば良いか分からない、情報を知りたい!」
そんな人の手助けとなる情報を発信していく為に作りました